作業療法士専門学校のカリキュラムとは?必修科目や実習内容を解説!

       

公開日:2023/05/01  最終更新日:2023/04/20

長期的に学習を行うことで即戦力として働けるようになる作業療法士専門学校。授業ではどのような内容を学べるのでしょうか。本記事では作業療法士専門学校で学べるカリキュラムについて詳しく解説していきます。必修の科目や実習の内容についても紹介しているので、目指すにあたって専門学校への入学を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

作業療法士に必要な知識が身につく授業内容とは

まず専門学校で行われている、作業療法士になるための知識が学べる授業内容について紹介します。知識に関する授業は主に座学形式で行われます。なお、学校によってカリキュラムが違うため、絶対にここで紹介する授業内容が受けられるという訳ではありません。

ここで紹介する授業の中で、このカリキュラムを受けたいと感じる物があった場合には、学校選びの段階からカリキュラムを確認して、目当ての授業が受けられる学校を選ぶようにしましょう。

作業療法学

作業療法学は、精神や身体に問題を抱えて苦しんでいる人を、作業などを通して自立した生活が行えるようにサポートするための学問です。作業療法士になるためには必要不可欠な学問のため、どの学校に通うにしても学ぶこととなります。

作業療法治療学

作業療法治療学では、精神や身体に問題を抱えて苦しんでいる方を治療するために必要になる、作業プログラムの構築方法や実施方法を考える力を養います。作業療法士になるためには必要不可欠な学問のため、どの学校に通うにしても学ぶこととなります。

臨床心理学

臨床心理学では、精神的な問題を抱えている人の治療や支援を行うための方法を学びます。作業療法士を目指す際は、作業療法学などの学問だけではなく体や心に問題を抱えている方と接するための心理学なども勉強する必要があります。

作業療法士に必要な技術が身につく実習内容とは

次に専門学校で行われている、作業療法士に必要な技術が身につく実習内容について紹介します。技術を身につける授業は、実際に病院などに赴き患者を相手にして行われます。実習の授業は4段階に別れており、最初は見学から始まり最終的には自分一人でのプランの立案などまで経験することが可能です。

見学実習

最初の実習では、基本的に現場で見学をする見学実習が行われることが多いです。見学実習は見て学ぶことが目的とされており、実際に作業療法士として活躍している人の仕事ぶりを目で見て学びます。3年制の学校の場合は1年生の時に、4年制の学校の場合は2年生の時に実習が行われることが多いです。

評価実習

評価実習は、見学実習の次に行われる実習です。評価実習では、実際に病院などの施設で患者を観察・検査しプログラムを立てる練習を行います。3年制の学校の場合は2年生の時に、4年制の学校の場合は3年生の時に実習が行われることが多いです。

プログラムを立てる際は、実際に病院で働いている医者や看護師から事情聴取を行えるため、プロとして働き始めた際に限りなく近い状態で作業療法士という仕事を体験できます。

総合臨床実習

総合臨床実習は、実習形式の授業の最終段階にあたる実習です。3年制の学校の場合は3年生の時に、4年制の学校の場合は4年生の時に実習が行われ、これまで学校で身につけた全ての知識を使って自分でプラン立てからの本格的な実践を行います。実習は約8週間から10週間ほどの長期間行われます。

地域作業療法実習

地域作業療法実習は、他の実習とは違い病院以外の施設やサービスでの働き方を体験する実習です。実習場所はデイサービスや介護施設などが多く、自立生活の支援方法などをメインに体験します。

専門学校によっては、この実習はないケースもあります。病院へ就職する以外のキャリアを考える良い機会になるため、病院以外の場所でも働くことを考えている方やデイサービスなどで働きたいと考えている方は地域作業療法実習を取り入れている学校を選択することがおすすめです。

作業療法士専門学校では実践的な授業から現場で必要なスキルまで学べる

作業療法士の専門学校では、知識を身につけられる座学形式の授業と実際に現場に出て働く実戦形式の授業で、学校を卒業した後すぐに現場の即戦力として働けるようなスキルを身につけることができます。

作業療法士を目指す方法としては、専門学校以外にも大学に通う選択肢もありますが、大学へ通うよりも専門学校を選択した方が実習を多く経験することができ、働き始める前からプロとして求められるレベルのスキルを習得することが可能です。

なお、専門学校に通う場合にも、学校によって3年で卒業の学校と4年で卒業の学校があるため、学校選びは慎重に行うようにしてください。

まとめ

本記事では作業療法士専門学校で学べるカリキュラムについて紹介しました。いかがだったでしょうか?作業療法士になるためには、国が指定した専門学校か大学のどちらかに通って3~4年間勉強に励む必要がありますが、専門学校では知識だけでなく現場で必要になる実践的なスキルまで習得することが可能です。

実習は簡単な物ではありませんが、現場で働き始めた際に即戦力となるような人材を目指したい方は、大学ではなく専門学校を検討することがおすすめです。進路をどうするかは、自分が目指す姿をよく考えてから決めるようにしてください。本記事が作業療法士を目指すにあたって専門学校へ通うか迷っている方のお役に立てれば幸いです。

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